第26回日本術中画像情報学会
会長 近藤 聡英
順天堂大学医学部 脳神経外科学講座 主任教授
謹啓
陽光が春の訪れを告げる今日この頃、諸先生方、ならびに企業の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび第26回日本術中画像情報学会を担当させていただきますことを、心より光栄に感じております。手術においては、病変を的確に捉える画像のみならず、術中に得られる多様な情報をいかに診断・治療へ結びつけるかが、手術成績を左右する重要な鍵となっております。私たちはこれまで、術中に必要な画像情報をいかに収集し、どのように判断し、そしていかに安全かつ確実に患者さんへ還元するかを、真摯に探究してまいりました。
本学会では、「術中画像情報とその品質保証」を主題に掲げ、画像の取得技術、解析、標準化、品質管理を改めて問い直したいと考えております。さらに今回は、遠隔医療という新たな視点を加えたいと考えております。リアルタイムで共有される高品質な画像情報と、標準化された品質保証プロトコルが融合すれば、地域差を超えた均てん化と安全性の向上が期待できます。 しかしその実現には、画像の取得・伝送・表示における技術的基準、データの信頼性評価、運用面でのガバナンスが不可欠です。学会は医療現場、工学、情報科学、産業界が一堂に会する場として、これらの課題に対する実践的な指針作りを推進してまいります。
本会が実りある学会となりますよう、是非お力添えのほど何卒宜しくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様方の今後ますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
謹白